2017年11月1日水曜日

レビュー:サーマレスト コットテント&バグシェルター


以前購入していたコットテントとバグシェルターを使ってみたのでレビューします。


バグシェルターは、単品購入ではなく、フライシートとセットになっているコットテントとして購入しました。

良かった点
・組み立てが簡単
・比較的軽くて小さい
・底もある
・出入り口が大きい

悪かった点
・内部空間が狭い

・組み立てが簡単○
組み立て方は、吊り下げ式のテントと同じです。。
公式のYoutube動画にあるとおり簡単です。

1.       コットを組み立てる
2.       バグシェルターをコットの上に広げる
3.       バグシェルターのロック用ループをコットの脚に引っかける
4.       折りたたみ式のポールを組み立てる
5.       ポールの先端をバグシェルターの四隅の穴に差し込む
6.       フックを使ってバグシェルターをポールに吊り下げる

これだけなのでバグシェルターの設置は数分で終わります。
コットの組み立てと合わせても5分~10分ほどで完了します。
説明書は収納袋に印刷されているので、説明書を忘れる心配が無く安心です。

・比較的軽く小さい○
本体はメッシュでポールも細めなので、重さは680gと、そこそこの軽さです。
収納サイズは13 x 46cmなので、長さがあって、直径も小さくないように見えますが、袋のサイズは余裕があって、必要であれば圧縮可能です。
コット本体とフライシートも含めてテント一式としても3kg程度の重さなので、山岳用の超軽量テントには及びませんが、キャンプ場用のテントとしては、そこそこ軽めだと思います。
なにより、こちらはテントだけでなくコットも含まれるわけですから、コット+テントを組み合わせた中では、かなり軽量な製品の一つです。

・底もある○
普通の蚊帳やフライシートの様に上から被せる構造ではなく、1ウォールタイプのテントの底も含めた全面がメッシュといいう構造なので、虫の侵入を完全にシャットアウトできます。
蚊やアブ等の飛んでくる虫だけでなく,ムカデやアリ等の地面から来る虫にも対応しています.

・出入り口が大きい○
よくあるタイプのD型の出入り口になっていて、シェルターの片面の9割以上の大きさがあるので出入りに困ることはありません。
ジッパーも二つ付いているので、虫が入りにくいように少しだけ開けるという使い方もできます。
といっても、特に凄い何かがあるわけではなく、普通のテントと同じ構造で普通に使いやすいだけです。

・内部空間が狭い×
高さは140cmなので、ソロ用のテントとしては普通の高さですが幅が狭いため、寝る以外は殆ど出来ません。
これはコットをテントとして使っているのでどうしようもないのですが、コットの幅が66cmしかないので、シェルターの幅もそれに準じてしまうことです。

長座で座ることくらいは出来ますが、左右からの圧迫感があります。
腰をかがめて立つのは難しいです。

・昼寝をしてみた
キャンプ場の草っ原の木の下で昼寝をしてみましたが、快適でした。
虫が耳のまわりを飛ぶ音ってかなり不快なので、それを気にしないで過ごせるのは快適です。
底もあるので、アリも登ってこなくて快適でした。
以前同じ場所でシェルター無しで使った時には、蚊は居なかったのですが、アリが体を登ってきて不快だったので、バグシェルターの効果がありました。
全面フルメッシュなので、風通しも良く気持ちよく寝られました。

・まとめ
コットテント専用のバグシェルターを使って見ました。
単にバグシェルターというよりは、全面(底も)フルメッシュの吊り下げ式インナーテントです。
内部空間の狭さはありますが、組み立て簡単で、持ち運びも楽というメリットがあります。
ソロキャンプでも寝心地のためにコットが使いたいけれど、荷物を軽くしたい、コンパクトにしたいという目的にはぴったりの製品でした。

今回は、昼寝目的で使いましたが、フライシートもあるので、次回はテントとして使ってみるつもりです。
また、今回は木の陰があったので、一緒に買ったサンシールドを使わなかったのですが、日陰がないところでのサンシールドも試してみたいです。ただし、もう寒くなってきたので試すのは来年ですね。



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